~北欧ビンテージ家具~

date. 2016/09/27

こんにちは。今日は天気がすごく良いですね。気温も少し暑いぐらいです。


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さて、本日は9月よりスタートしたスローハウスコーナーに展示している、ビンテージ家具のご案内です。

当店では、1950~60年代にかけて主にデンマークで生産され、実際に使用されてきた家具を扱っています。

半世紀に渡り大事に使われてきた家具を、現地で買い付け、熟練の職人がリペア(補修)を施し、お店に

やってきます。


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素材は当時主流だったチーク材が中心です。元々、バイキングが盛んだったデンマークでは、

造船が多く行われており、甲板部分で使われるチーク材を家具に転用したそうです。

チーク材は湿気に強いためくさりにくく、また狂いも少なく安定する為、

その耐久性から100年木材と呼ばれています。

マホガニー、ウォールナットと並び世界3大銘木でもありますが、現在では乱伐の影響からか

種によっては伐採、輸出に制限が為されるなど希少な木材としても有名です。

デンマークでは、1970年代以降は国内で自生しているオークやビーチといった木材を

計画的に使う風潮になり、この年代以降のビンテージは白木の家具が多くなります。


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当時は現代と比べると精度の良い機械も少ないことから、手仕事による作業も多かったようです。


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チェストの取っ手や手掛かり部分、天板の淵どり、蛇腹扉など、手間暇を惜しまず仕上げられた意匠は、

現代の家具にはない暖かみや、味わいを感じることが出来ます。



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なんかかわいいです。



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(現代でこういった作業の家具をきめ細かく1から作ると、非常に高額になるようです・・・!)



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経年変化し箇所によって味わいのある木の色合い、手触り、匂い等、1点ずつ全て異なります。

1つお気に入りを見つけてお部屋に置いていただくと、ガラッと空間の空気が変わります。

そこからはまっていく方、店頭に新しい物が並ぶとチェックに来られる方も多いです。



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昼が短く、家に居る時間を大切にするデンマークでは、照明や雑貨と同じく、心地良く、良質な家具を大事に

末永く愛用していく家庭が多いようです。

「どんなご家族が使っていたんだろう」「家具を手放す時はどんな節目で心境だったんだろう」

そんなことを思いながら商品を眺めると、すごく大切にしないといけないなと、愛おしく思えてきます。



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これらの家具が生産されて半世紀以上が経過し、年々数が減少しています。

ただ、しっかりとリペアをし、甦らせることで次の代まで受け継ぐことが出来ます。

ぜひ、岡山店をご利用頂くお客様にお気に入りを見つけて頂き、使って頂きたく思っております。

また、こんなのを探しているというリクエストがあればドシドシお問い合わせ下さい。


なんかいいなと思われた方は、ぜひ店頭で見て触ってください。

ご来店お待ちしております。



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