アクタスが紡ぐ、人とモノ、そして豊かな暮らしの未来

「人とモノとの理想的な関係は、消費を繰り返すのではなく、本当にいい家具とできる限り長い時間を一緒に過ごしていくことであり、多くのモノを所有することと豊かな暮らしとは別のものである。」

これは、日本中が大量消費生活を謳歌し、まさにモノの豊かさによって幸福感を手に入れていたそんな時代に、豊かな暮らしとは、作り手の顔が見える製品と、愛着を持って過ごすことではないかと考えていた創業メンバーからの、世の中に向けた最初のメッセージでした。

アクタスは1969年の創業以来、ヨーロッパの素晴らしい家具と暮らしを日本に紹介し、「インテリア」と「ライフスタイル」を深く結びつけ、日本の生活文化を豊かにする先駆者としての役割を担ってきました。

私たちは単なるモノ売りではありません。「長く、大切に使ってもらえるもの」を国内外から厳選し、時には自ら企画・デザイン・製造します。モノには作り手の熱い思いや地球の恵みが込められており、その背景を知り、丁寧に使うことで、人とモノの間に「深い繋がり」が生まれる。これこそが、私たちが目指す「豊かさの本質」です。このことを伝える上で、お客様との「コミュニケーション」を重視するリアル店舗は不可欠であり、お店の「世界観」を通じて、お客様に心地よさと感動を提供したいと考えています。

そして、これまで店舗で培ってきた上質なインテリアの提案を、より多くの皆様にご提供するため、オフィスやホテル、高級レジデンスといったBtoBの事業領域を本格的に拡大します。家具や雑貨、テキスタイルなどのインテリアに加え、グリーン、香り、飲食など、五感に訴える「心地よい暮らし」をあらゆる接点を通して表現し、そこに集う人々がかけがえのない時間を過ごせるよう尽くします。

ライフスタイルは変化しますが、私たちはその変化に対応するだけでなく、「豊かさの本質」を忘れない新たな提案を常に行ってまいります。誠実なモノづくりと丁寧なコミュニケーションを基盤に、お客様一人ひとりの「理想のライフスタイルの実現」に貢献すること。それが、私たちアクタスの使命であり、未来への約束です。これからのアクタスに、どうぞご期待ください。

代表取締役社長
村田　謙